エリアごとに使用する手袋の色分けが効果的です
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2019年04月04日
こんばんは、株式会社ミヤウチ飯田本社の川手です。
食品加工工場様では、その作業工程で手袋を使用されていることと思います。手袋は素手からの菌感染の防止や、肉・魚・卵等から手指への菌感染の防止に有効です。
しかし、手袋をしたまま菌が付着したものや食材に触れてしまうと、菌が繁殖してしまうこともありますので、手袋の着用時は下記のような注意が必要です。
・手袋を使用中に皮膚や髪に触れない。
・衣類など他のものに触れない。
・生ものなどを触った手袋で他の食材に触れない。
・一度外した手袋は使わない。
そして、食中毒発生の原因となる交差汚染を防止するために、加工作業中のゾーニングや動線の確保が必要となります。
(ゾーニングとは各工程ごとにエリア分けし、使用する備品・消耗品類を分けることです。)
加工工程ごとに、使用する手袋を色分けすると交差汚染防止に有効です。さらには、異物混入防止にもなります。
2021年6月までに導入が決まっている衛生管理法「HACCP(ハサップ)」には、食中毒防止のための交差感染防止も項目にあります。ゾーニングの確保ができているとわかりやすくするためにも、作業用の手袋の色分けをおすすめします。
この記事の投稿者
川手政訓